自動車保険の情報>人身傷害補償保険とは、どんな保険？

人身傷害補償保険とは？


人身傷害補償保険とは、別名、”完全補償タイプ保険”と言われています。
いわゆる、従来の保険では、対応できなかった部分を補っている保険です。

従来の保険ですと、例えば、交通事故を起こした運転者が死亡したり、ケガをした場合でも
その運転者に大きな過失がある場合は、その過失割合に応じて保険金を減額されてしまいます。

人身傷害保険は、その減額された部分を補てんできる保険となります。

例えば…

■ＡさんとＢさんが交差点内で出合い頭の衝突事故を、起こしてしまった場合に
　５，０００万円の損害が発生したとします。
　この事故の過失割合は、Ａさんに４割、Ｂさんに６割と判断されました。
　そうしますと、５，０００万円のうち３，０００万円はＢさんから支払われますが
　残りの２，０００万円はＡさんの自己負担となります。
　この２，０００万円を補うのが、人身傷害保険ということになります。


もちろん、これだけの保険ですから、保険料は高くなりますが、万一の時に備えて
加入していた方が、安心となります。

※無免許運転・飲酒運転・麻薬運転・自殺などの場合は、保険の対象外になりますので
　くれぐれもそういったことはなさらないようにしてください。

※内容が保険会社各社によって異なる場合があります。
　詳細については、保険商品の約款等でご確認ください。